神について思う
暗闇の中にこそ神はおられる。
神は、暗闇の中にこそおられる。
神は、光の中にのみおられるわけではない。
何も縋るものもなく。頼るものもいない。
暗闇の中だからこそ神はおられる。
全てを失い。
希望すら持てない。
光も見えない。
そんな暗闇の中にこそ神はおられる。
決して煌々と光り輝くところにばかり神はおられるわけではない。
夜、傍に誰もいなくて心細くなった時、話し相手も、信じあえる人もいなくなった時、夜空を見上げてごらん。
悲しくて、悲しくて涙が流れて仕方がない時、夜空を見上げてごらん。
夜空を見上げれば、そこに神はおられる。
神はどこにでもおられる。
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