神について思う

神の意志と経済



経済は、生きるための活動である。
経済の目的は、人々に生き甲斐、生きる目的を与え自己実現をさせる事である。
その為に、国家、国民を幸せにする事である。
国家、国民を豊かで平和にする事が国家、国民を幸せにする事なのである。
それが経済の目的である。

国家、国民を豊かで幸せにする事は、他の国や民族の犠牲にしてはなりたない。
人々が助け合い、分かち合わなければ豊かにも平和にもなれない。
特定の国や民族、勢力が資源を独占しようとすれば必ず争いとなり、凄惨な状態を世界にもたらしてきたのが何よりもその証である。
人々が助け合い、分かち合う事でしか経済の目的は実現できない。それが神の意志である。
人々は、冷徹な目をもち現実を受け入れ。そして、万民の幸せを願わない限り。自分の犯す罪に対する罰から、逃れる事は、できない。

人は科学技術を発達させ、多くの力を得た。生産力も飛躍的に伸びた。人は、物質的には豊かになれたかもしれない。
しかし、力を得ただけでそれを正しく活用する事が出来るとは限らない。大切なのは、その力を活用する目的であり、心である。
例え、力を得たとしても驕り高ぶればかえって身を亡ぼす事になりかねない。
科学技術は両刃の刃なのである。
神の力を手に入れたとしても神になれるわけではない。神の力を制御する強い心を鍛えなければ、神の力はそれを持つ者に対して災難をもたらし、やがては滅ぼしてしまう。

経済は、人々が生き生きと生きるための活動なのである。
人々が助け合い、分かち合う事でしか実現できない。それが神の意志である。
だから、結局人間は、自由と平等、相互扶助という思想に至ったのである。
経済のために、戦争が起こり、貧困が生まれ、飢えに苦しむ人がいたとしたら、それは、経済本来の目的を逸脱した証拠に過ぎない。



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