臨死体験、輪廻転生、霊魂、、死後の世界、幽霊、超自然現象、超能力。
 これらの事柄を、私は、否定も肯定もしない。
 ただ言えることは、臨死体験も、輪廻転生も、霊魂、超自然現象、超能力も信仰とは、次元を異にした事柄だと言う事である。

 それらのことが存在するか、否かと言う事と、神への信仰とは、直接的に結びつかない。無縁なことである。
 例えば、もし、死後の世界があるとしても、あるいは、死後の世界が存在しないことが証明されたとしても、神への信仰には、何の影響がない。
 もし、影響があるとすれば、その信仰そのものの問題であり、現象として現れた対象の側の問題ではないという事である。

 同じ事は、奇蹟にも言える。
 例えば、事件や災害に巻き込まれ、九死に一生に得るような奇蹟が起こったとしても、人間が死すべき運命であることには変わりがないのである。
 いくら科学が進んでも、人間は、生病老死から逃れられるものではない。

 臨死体験、輪廻転生、霊魂、死後の世界、幽霊、超自然現象、超能力を肯定したとしても、否定したとしても、結局、それに囚われることになる。
 だから、私は、臨死体験、輪廻転生、霊魂、死後の世界、幽霊、超自然現象、超能力の存在を肯定も否定もしない。



             

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臨死体験、輪廻転生、霊魂、死後の世界
超自然現象、超能力