神について思う

戦争だって、悪魔だって人間が作り出した事




神にしてみれば勝手に戦争して、自分たちが住みにくい世の中にし、勝手に滅んでいったところで痛痒とも感じはしない。原子爆弾とか、生物化学兵器などを使って殺し合ったところで、それは人の世の出来事。
人は不老不死にはなれやしない。どんな権力者だっていつかは死ぬのである。
人間が存在できるのは、神の慈悲による。人間が傲慢になって神を超えたとか、神に取って代わるなどと喚いても、神に何の影響も与えはしない。
それで滅びるとしても人間の業に違いない。忘れるな、人間は神を超えることなどできはしない。
神を必要としているのは人間であって、神が人間を必要としているわけではない。

悪魔だって、犯罪だって、戦争だってね。人間が作りだけしたもので神も天も関係ない。天だって、神だって人知なんて遠く及ばない、超越している。

いくら金を儲けたところで、権力や名声を得ても、一夜の夢。
その為に、我を忘れる方が愚かですよね。
歴史に名前を残したところで、名前そのものが虚しいものですから。

今の日本人て仮想現実の中で生きているようなものですね。それが妙なリアリティがあるから怖い。
敵国を攻撃する能力を持つか、持たないかの議論もおかしい。
自分に向けられ撃ち放たれた機関銃の弾を全て撃ち落とせるなんて本気で考えているんですかね。
ここまでくるともう妄想とか、夢想の域では語れない。
日本だけが侵略国で日本以外の国は、全て善良だというのもね。ここまで行くと正気の沙汰ではない。少し冷静になれば、わかりそうなのに。
親父たちは、まだ、本音と建て前を使い分ける知恵があったけど。もうそういうレベルでは語れないですね。
漫画とか、劇画の世界ですね。妄想と現実との境目がなくゴチャゴチャですよ。

自分で考える事を止めると途端に堕落しますよね。
易経だって仏教の経典も、聖書も原典は素晴らしい。と言うか、未完成なところが魅力なんですけど、聖典化してしまい疑る事が許されなくなるとすぐに陳腐化する。それは科学も例外ではないですね。
ビックバンとか、進化論なんて科学的神話の一つになってしまった。
科学だって思想の一種なんですよ。
悪魔だって、犯罪だって、戦争だってね。人間が作りだけしたもので神も天も関係ない。天だって、神だって人知なんて遠く及ばない、超越しているんですよ。
またまた、陰謀論なんてね。
病は気からというのに似て、気が戦争を起こすみたいなものですね。

陰謀と言うのは、政治的に見て普通一般の事ですよ。何でもかんでも馬鹿正直に言う奴なんいませんよ。
相手が嫌いだと思ったら、それを正直に言っていたら単なる異常者に過ぎません。
攻められたら困る秘密を正直に敵国に話したら、単なる反逆者ですよ。
どういう政策、戦略で望むかなんて手の内を最初から明かす方がおかしい。それが常識ですよ。
その上での陰謀論であって、巷間言われている陰謀と言うのは、ホラー。オカルトですね。
死と言う現実すら受け入れていない。
善悪だって立場によって違うのだし、自国の為に命がけで情報を収集したら英雄でしょうけど、敵国から見たら殺してもあきたらない裏切り者ですよ。
日本人の悪いとこで、自分の考え方を敷衍化してしまい。お前もそうだろとやってしまう。
自分が戦争を望まないからお前もそうだろ。
自分は侵略しなければ相手も侵略しない。だから歴史問題なんて引き出す。
歴史なんてもともとやるかやられるかの世界で、日本が侵略しただけではない。
他の国は、侵略しっ放しだし、民族浄化なんてやりかねない。
皆殺ししていなかったことにする。それで消えて民族なんていくらでもある。
今の日本人の議論を聞いたら、
攻める側から見たら本気で守ろうとしていないと思いますよ。
だから、後ろ盾がなくなれば、本気で攻めてくるでしょうね。
誰も守ろうとしない国は守り切れない。

陰謀なんて所詮は、人の世の戯言。
一夜の夢のまた夢。
神には陰も陽もありはしない。


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