神について思う

一人では生きられない



無人島に漂流し、一人で生きていかなければならなくなったのなら仕方がないが、現代社会では、人は、一人では生きてはいけない。
人は、助けあわなければ、生きていけないように経済はできている。それは人だけでなく、国家も同じである。
一国だけが繁栄できるようにはできていない。それが神の意志なのである。

自分一人、自国だけで成り立ちはしない。
確かに、全てが同等という訳ではない。しかし、極端な格差や生活水準の差は、一定の水準に収斂していこうとする力が働くのである。

強きを挫き、弱きを助ける。豊かなるものは貧しいものに分け与える。それが真(まこと)。神の真。

極端な規制緩和は、市場の規律を乱し、結果的に市場の寡占、独占を招き、あるいは、保護主義をよぶ事になる。
公平、公正な取引を実現するためには、統一的なルールを築く必要がある。

国を統一する為に、他国に対する敵愾心を煽り、憎しみや恨みを増幅する事は、神に背く事であり、百害あって一利ない。
神の本質は、愛であり、許しなのである。

神は、助け合い分かち合う事を求められている。
神の真のために戦うのである。神の真は、人力では、いかんともしがたい。



TOP         Contents         NEXT


このホームページはリンク・フリーです
Since 2018.6.4
本ページの著作権は全て制作者の小谷野敬一郎に属しますので、一切の無断転載を禁じます。
The Copyright of these webpages including all the tables, figures and pictures belongs the author, Keiichirou Koyano.Don't reproduce any copyright withiout permission of the author.Thanks.


Copyright(C) 2001 Keiichirou Koyano