神について思う

バベルの塔



神は、何も語られないが、神の意志は明確で強い。
神の意志の背く者は、滅びの道を
神の意志に従う者は、平安を与えられる。
人はまた、科学という名のバベルの塔を築こうとしている。
科学は、神の意志を読み解くための術である。
神の力を得たとしても神になれるわけではない。
科学技術が発達しても神の意志に従わなければ、かえって身を亡ぼす災いの種になる。
信仰心なき科学者は神を呪う。
彼等によって科学は呪われたものになってしまった。
神を否定する者は、自らを神とする。
自らを救う者を神は援ける。
神よ、人を救いたまえ。
神よ、人を赦したまえ。

神は神である。神は絶対者である。
故に、神を分別する基準はない。神は分かつ事の出来ない唯一で、絶対的存在である。
神を分かつのは人である。神を分かつ事は、神を冒涜する事である。
私には、キリストの神も、イスラムの神も、ユダヤの神もない。
私にとって神は神である。
深夜、一人、瞑目して神と対峙する。

私は、貴方に問う。貴方は神を冒涜する者か。
日本人だというのならば、名こそ惜しめ。


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