神について思う

むかしの曲


むかしの曲を聞くと懐かしいと言うよりその場、その時にいる気がする。
産れ時から死ぬ時までが時空を越えて繋がり一体となる。

狭い部屋で一人音楽を聴いていたら自分以外の世界は、色褪せいく。
一人引き籠れば外の出来事なんて消えてしまう。
老いるとは、一人の世界に迷い込む事なのか。
自分が死んだ時に誰かに泣いてほしいなんて思わないけれど、
それにきっと涙を流してくれる人なんて誰もいないだろう。

それでも、
神にだけは忠実でありたい。




何が今一番、悲しくて、切なくて、寂しいかというとですね。
息子が自分が出した本をもっていってくれなかったことですかね。
今は読まなくてもいいからと手渡したんだけど、結局、置いていった。
その本を見つけた時は、やっぱ寂しかったですね。

なんか決別された気がします。

息子というのは、母親の気持ちをくむものですからね。

その本も他人にやってしまいましたから、もう一冊も手元には自分の本はありません。




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